「星のカービィ おいでよ、わいわいマホロアランド!」感想

つばさ文庫の「星のカービィ おいでよ、わいわいマホロアランド!」が密林から届いたので、早速子供達と読みました。

マホロア君大好きなので早く読みたくて発売前に予約しておりました。子供向けの小説を心底楽しみにしているやばい大人です…。

すごくいい話だった😭

ゲームの追加コンテンツとかアニメにしてほしいなあ。公式と解釈違いを起こさない絶妙な塩梅の描かれ方で、マホロア君が本当に本当に可愛くて、そして相変わらず悪戯好きで悪いところもあって、すごく魅力的でした。

先日wiiデラとマホロアエピローグを子供達とプレイしてマホロアくんが更に大好きになったもので、最初から最後までマホロアくんの心情に寄り添った優しくて暖かいお話に感動しました。マホロアくんは本当の夢をかなえたんだね。良かったね…

つばさ文庫はマホロアくんに対して結構容赦ない(というか最後まで場をひっかきまわす悪として描かれている)描き方をしているイメージがあったもので、マホロア君の悪だくみが阻止されてマホロアランドが爆発して終わりとかそんな絶望のラストだったらどうしようと思っていたのですが…良かった…。

ローアが自分の意志でマホロアくんの元へ戻ってきたのもすごく良かった。ローアは最初からちゃんとマホロアくんのことを友達だと思っていたんだなと。いい話だなー😭

ところでマホロアランドの資金源はどこから?カビハンの世界線でジェム林檎を売りさばいて得た資金ですかね。ワドルディたちが無給でお手伝いしてくれているから人件費はかからない(ひどい)としても、カービィの無尽蔵の食欲とアトラクションの内容から考えると相当な維持費がかかりそう。

カービィのためにせっせと特製スペシャルケーキを手作りするマホロア君かわいすぎやしませんか。カービィに対しての愛が重い。かわいい。かわいいヨォ!そんな君が大好きだヨォ!私もマホロアランドに行きたいヨォ!

カービィとマホロア君、背中合わせでの共闘も胸熱でした。ブラボーブラボー!信頼できる相手だからこそ背中を預けられるということですね!こういう友情すごい好きなんですよね…推し漫画にそういう描写があってですね…長くなりそうなのでこの話はやめます…

子供向けの小説に感動している自分の頭が心配です。…が、子供向けってわかりやすい分、ストレートに心に斬り込んできませんか…。ドラえもんとかすみっコぐらしとか。すみっコぐらしのひよこ関連は必死で涙を堪えたよ…。

ところでカービィマニアの友人が「マホロアエピローグのラスボスは『原罪』をイメージしていて、マホロアが自分の罪に向き合ってそれを贖うまでを描いているんだと思う」と言っていたんですが…確かにラスボスは林檎の木だったけど本当に旧約聖書絡みなんですかね。そんなことまでイメージされてるなんてすごいなHAL研。